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【おうちコーヒー】ハンドドリップが思うようにいかない時のチェックリスト

おうちでゆっくりと時間と手間をかけて淹れるコーヒーを飲む時間は、至福のひととき。
でも、大切に淹れたコーヒーが納得の行く出来にならなかったり、狙い通りの味にならなかったりすると、コーヒーで落ち着けたいはずの心も乱れてしまいますよね。
今回は、そんなハンドドリップがうまくいかなかったときに確認すべき項目のチェックリストをご紹介いたします。
ハンドドリップに苦手意識を持ってしまっている方など、ぜひご覧ください。

豆選び〈コーヒー豆は個性豊か〉

まずは、自分が好きなジャンルの豆を選べていますか?
産地や品種による酸味・甘味・苦味といった豆の個性、浅煎りなのか深煎りなのかといった煎り度合いによる苦味の違いなど、自分の好みを理解した上で豆の特徴を把握し購入する必要があります。

挽き目〈自宅なら中挽きがおすすめ〉

挽き目がバラバラになっていたり、粗すぎたり細かすぎたりしていませんか?
挽き目は抽出方法に合わせて調節する必要がありますが、おうちでコーヒーを淹れるといった場合や初心者の方には「中挽き」がおすすめです。
一般的には、細挽きは「苦味」が強く、粗挽きは「味が薄い」という抽出結果になります。
細挽きの場合には、豆がお湯と接する表面積が大きいために、コーヒーの成分がよりたくさん抽出されて苦味や雑味が強いコーヒーが出てしまいます。
また、粗挽きの場合にはお湯に触れる表面積が小さいため、完全には成分が抽出されず味が薄いコーヒーになってしまいます。

保存方法〈紫外線・湿気・高温を避ける〉

コーヒー豆は正しい保存方法で保存できていますか?
コーヒー豆が劣化(酸化)してしまうと、風味と香りが薄く、酸っぱいコーヒーになります。
とにもかくにも、コーヒーの天敵は「光(紫外線)・湿気・高温」の3つ。直射日光の当たらない、密閉された容器で涼しい場所で保管するのがベストです。
また、賞味期限は、粉なら1ヶ月、豆なら2ヶ月程度。使い切れる量だけ購入するようにしましょう。

お湯の温度〈沸騰してすぐではなく85〜90℃で〉

お湯が沸騰してすぐに注いでいませんか?
コーヒー抽出時の最適温度は85℃〜90℃前後です。沸騰してすぐの熱すぎるお湯を注いでしまうと、雑味などが出すぎてしまいます。
沸騰してすぐには注がず、しばらく待つか別の容器に移すことで温度を下げましょう。ちなみに、お湯の温度が高すぎると味は濃くなってしまい、低すぎると味は薄くなってしまいます。

最後の1滴は「雑味」や「苦味」の原因に

最後の1滴までサーバーに落としてしまっていませんか?
最後の1滴は料理でいう「アク」のようなもので、これを注いでしまうとイヤな苦味や雑味の原因となってしまいます。
余すなんてもったいないと感じてしまうかもしれませんが、最後の1滴は入れないようにしましょう。

【まとめ】まずは基本をおさえてレッツ!ドリップ!

コーヒーの好みは人それぞれですが、まずはこれらの基本事項をおさえた上で、自分好みの淹れ方のコツをつかみ、味を発展させていくのがよいでしょう。
おうちでのハンドドリップに苦手意識のある方も、まずは基本事項からおさらいしてみてくださいね。