Topicsトピックス
自宅でもできる!お洒落な「ラテアート」に必要なものは?
2020.8.31
バリスタが描く思わずうっとりしてしまうような「ラテアート」、カフェで目にするかわいくてお洒落な「ラテアート」…。
プロレベルのラテアートはなかなか難しそうだけど、せっかくなら自分でもラテアートをやってみたい!と思ったことはありませんか?
今回は、自宅でもチャレンジできて楽しめるラテアートの方法をご紹介します。
ラテアートができるコーヒーは「エスプレッソ」
家庭用のエスプレッソマシンがあれば大丈夫!
ラテアートを楽しむためには、エスプレッソ抽出されたコーヒーが必要です。
バリスタが使用しているような業務用のエスプレッソマシンは、数百万円もする高価なものがほとんどですが、必ずしも高級な機械である必要はありません。
初めてラテアートに挑戦する際の入門用には、数千円〜数万円で購入できる、基本的な機能の備わった家庭用エスプレッソマシンでかまいません。
ミルクピッチャーは注ぎ口がとがったタイプがおすすめ
ラテアートを完成させるには、ミルクを注ぐためのピッチャーも必要です。
ミルクピッチャーは、容量や注ぎ口の形状などの違いでさまざまな種類がありますが、ラテアートでは、フレッシュミルク用ではなく、スチームミルク用が使用されます。
描きたい模様や使い勝手によって、様々な形のスチームミルク用ミルクピッチャーが選ばれています。自宅でラテアートに挑戦するのであれば、できるだけ小さい容量(12オンス)で注ぎ口がとがったもの(シアトルタイプ)が適しているでしょう。
ラテアートに適した「ラテカップ」を使いましょう
きれいにラテアートを描くには、ラテカップの準備は必須です。なぜなら、熟練のバリスタでも、普通のカップにラテアートを施すのは、ラテカップよりもはるかに難しいと言われているからです。
自宅で試してみるのなら、底が丸くて、口の広い、ラテアート用のラテカップを選びましょう。
技法は「フリーポア」と「エッチング」の2種類
フリーポアは注いだ瞬間の一回勝負
「ラテアート」は本来、「フリーポア」という技法を意味します。
全国で行われるラテアートの大会なども、技術を競うのはフリーポアがほとんどです。
ミルクを流し込んだことで生じる対流で絵柄を作るフリーポアは、注いだ瞬間の一回勝負。だからこそ、ごまかしがきかないため、バリスタの高度な技術が必要となります。
《フリーポアの代表的なラテアート》
■ リーフ
■ ハート
自由度の高さで人気のエッチング
描く絵柄の自由度が高く、近年人気が高まっている技法が「エッチング」です。
もともとは銅版画などに用いられる技法で、つまようじなどのとがったもので絵柄を作っていきます。
図柄だけでなく、文字を描いたり、食紅などを使えばミルクの白とコーヒーの茶色以外の色も入れられるため、アイデア次第で絵柄を超えた表現をカップ上で繰り広げることができます。
《エッチングの代表的なラテアート》
■ ネコ
■ クマ
納得のラテアートができるまで何度もチャレンジ
ラテアートは、お店でしか楽しめないものではありません。必要な準備物も簡単に揃えることができるので、自宅でも気軽に始めることができます。
最初の頃はなかなかうまくいかなくても、あきらめずに何度もチャレンジしてみましょう。熟練のバリスタたちでさえ、何度も何度も練習を重ねて、私たちが普段目にするお店のクオリティまでレベルアップしたんです。
納得のいくクオリティのラテアートが描けるようになったら、友人を自宅に招いて振るまってみたり、写真を撮ってSNSで自慢してみるのもいいかもしれませんね。