コーヒーの保管には紫外線は大敵ですが、私たちにとってコーヒーは「紫外線対策の強い味方」になってくれるということをご存知でしょうか。

実はコーヒーは「飲む日焼け止め」と言われるほど、お肌に対する効果が高いと言われています。

今回はそんなコーヒーの新たな秘密についてご紹介します。

コーヒーに含まれるポリフェノールには、抗酸化作用がある

なぜ、コーヒーを飲むことで紫外線対策になるのか…秘密は、コーヒーに含まれる「ポリフェノール」にあります。

ポルフェノールが活性酸素をブロック

コーヒーに含まれる成分でよく注目されるのは「カフェイン」でしょうか。

実はコーヒーには「カフェイン」よりも「ポリフェノール」の方が多く含まれており、このコーヒーポリフェノールが活性酸素の発生を抑制したり、発生してしまった活性酸素を除去したりしてくれます。

1日3杯のコーヒーが効果的

ポリフェノールによる抗酸化作用にあやかるには、どれくらいのコーヒーを飲めばいいのでしょうか。

だいたい、1日3杯程度のコーヒーが効果的だと言われています。

1杯あたりのコーヒーに含まれるポリフェノールが約200mgなので、3杯で約600mg摂取することができます。

ポリフェノールはこんな食品にも

ポリフェノールは何もコーヒーからだけしか摂取できないわけではありませんし、理想のポリフェノール摂取量は1日1000mg〜1500mgと言われているので、他の食べ物や飲み物と合わせて摂取するのが好ましいでしょう。

飲み物・・・赤ワイン、紅茶、緑茶、ココアなど
野菜・・・玉ねぎ、ブロッコリー、なす、大豆など
果物・・・りんご、ベリー類、柑橘類など
番外編・・・チョコレート、オリーブオイル、ナッツなど

まとめ

適度な日光浴も大切

紫外線はよく悪者にされてしまいますが、ビタミンDを生成してくれるなど実は良い面も存在していますし、何より紫外線を含んだ「日光」を浴びることで全身の体温上昇、抗うつ効果など健康的な効果があることもよく知られています。

それでも誤って紫外線を浴びすぎた場合など、危険性があるのも確か。

あまり過剰に考えすぎず、日々適度に日光を浴びるようにしましょう。

飲むだけ簡単紫外線対策

日焼け止めを塗るといった手間をかけず、毎日飲むコーヒーがそのまま紫外線対策になるのは心強いですよね。

日差しが厳しくなる夏の季節や、曇りの続く梅雨の時期など、いつもよりちょっとだけ意識的にコーヒーを飲んで、キレイなお肌を保てるように心がけてはいかがでしょうか。