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超簡単!コーヒーゼリーの作り方

実は「コーヒーゼリー」って、作り方は超簡単な上に、甘さを調節することで甘いものに目がない人も、甘いものが苦手な人も誰でも楽しめるスイーツ。
お菓子作りの入門としてや、コーヒーの苦手克服などさまざまな目的にぜひどうぞ。

起源は17世紀?

コーヒーゼリーの起源については諸説ありますが、1817年にイギリスの料理本に掲載されたものが最古だと言われています。
その後、1880年から1890年頃にフランスやイギリス、アメリカなどの様々な料理本でレシピが掲載されたことを皮切りにコーヒーゼリーが世界に広がっていったそうです。

日本では1914年に新聞にレシピが掲載

1914年には読売新聞にレシピが掲載され、その後1963年にはミカドコーヒー軽井沢店(長野県)で「食べるコーヒー」として販売されていました。
1970年代には、今と同じようにスーパーでも購入できたそう。

コーヒーゼリーの作り方

準備するもの

1.ドリップコーヒー:500g
2.ゼラチン:10g
3.水(ゼラチン用):50g
4.砂糖:30g

POINT.01 コーヒーは苦めに抽出する

他の材料と混ざるとコーヒーの風味が薄まるので、コーヒー豆は深煎りのものを選び、抽出の際にも普段飲むよりは苦めに抽出するのがおいしいコーヒーゼリー作りのポイントです。
コーヒーはインスタントでもOKですが、水を少なくするなどやはり普段よりは苦めになるように心がけましょう。

POINT.02 砂糖やゼラチンも量はお好みで

苦いものは苦手!という方は、砂糖の量をお好みで調節してください。
とろとろや固めなど、ゼリーの固さもゼラチンの量で調節可能です。
今回はゼラチンを使用しましたが、動物由来の成分を避けたい場合や、固さや色味にこだわりがある場合にはその他アガー寒天でもOKです。

ゼラチン・・・牛や豚のコラーゲン由来。弾力や粘り気が強く体温で溶けるので「口溶け」がよい。少し黄色っぽくなる。
寒天・・・テングサ、オゴノリなどの海藻由来。凝固力が強い。食物繊維が豊富。白っぽくなる。
アガー・・・スギノリ、ツノマタといった海藻から抽出したカラギーナンという食物繊維や、マメ科の種子から抽出するローストビーンガムという多糖類由来。ゼラチンと寒天の中間くらいの固さ。無色透明。

基本レシピ

①作り始める20分ほど前にゼラチンを水に溶き、ふやかしておく
②鍋にコーヒーと砂糖を入れて全体がグツグツとなるまで沸騰させる
③火を止め、ふやかしておいたゼラチンを入れてかき混ぜる
④裏ごしをして、だまになったゼラチンなどを取り除く
⑤容器に移して粗熱を取る
⑥冷蔵庫で冷やして完成+自由にデコレーション!

アレンジ

コーヒーゼリー + 生クリーム (+ ミントなど)
定番。普通に食べるなんてもったいない。しのごの言わずにまずはこれ。

コーヒーゼリー + アイス
アイスを載せるだけ。苦みと甘さの調和をお楽しみください。

コーヒーゼリー + 牛乳 (+ 蜂蜜など) 
さながらカフェオレのような味わい。ゼリーは細かくほぐして、太いストローで飲むとGOOD。

コーヒーゼリー + コーヒーリキュール
基本レシピの③の段階でコーヒーリキュールを混ぜ込む。コーヒーの香りがアップして、より大人向けな味わいに仕上がります。

まとめ

誰でも作れる、コーヒーゼリー!
普段お菓子作りをしない人どころか、料理をしない人でも簡単に作れるコーヒーゼリー。
アレンジ次第で豪華なスイーツにもなりますし、砂糖を入れなければダイエット中の人でも罪悪感なく食べられる万能おやつにもなりますよ。
ぜひいつもは「飲んで」いるコーヒーを、さまざまなアレンジで「食べ」て楽しんでみましょう!